施工写真をInstagramに載せている職人さんは、若い方を中心に増えています。仕上がりを写真で見せられるので、職人の仕事とインスタはとても相性がよいものです。一方で「インスタをやっているから、ホームページはいらないのでは」と考える方もいるでしょう。
この記事では、インスタとホームページの役割の違いと、両方をどうつなげば仕事につながりやすくなるかをまとめました。
インスタとホームページは役割が違う
| ホームページ | ||
|---|---|---|
| 得意なこと | 最近の仕事や人柄を、写真と動画で気軽に見せる | 仕事の中身・料金・流れ・連絡先を、まとめて落ち着いて見せる |
| 見つけてもらう場所 | フォロワー、ハッシュタグ、おすすめ | Google検索、Googleマップの「ウェブサイト」欄 |
| 見る人 | すでに知っている人、同じ地域・趣味の人 | 「○○市 業種」で探している、今まさに頼みたい人 |
| 情報の並び | 新しい投稿が上に来て、古いものは流れていく | 大事なことを、決めた順番で見せられる |
インスタは「こんな仕事をしている人がいる」と知ってもらい、親しみを持ってもらうのが得意です。ホームページは「この人に頼んで大丈夫か」を確かめてもらい、連絡してもらうのが得意です。どちらか一方ではなく、入口と受け皿の関係だと考えると分かりやすくなります。
インスタだけのときに困りやすいこと
- 料金や対応エリアなど、お客さんが一番知りたい情報が投稿の中に埋もれてしまう
- インスタを使っていない人や、アプリを入れていない年配のお客さんには見てもらいにくい
- 「○○市 外壁塗装」のような検索では、インスタの投稿は見つかりにくいことが多い
- アカウントに何かあったとき、それまでの実績の見せ場がなくなる
特に、家の工事を頼むお客さんは、ご自身か家族が40代以上ということも少なくありません。インスタで知ってもらった若いお客さんが、親や家族に相談するときに「ホームページのURL」を送れるかどうかも、意外と大事です。
ホームページだけのときに足りないこと
反対に、ホームページだけでは「最近どんな仕事をしているか」「どんな人がやっているか」が伝わりにくくなりがちです。更新が止まったホームページは、「今も営業しているのかな」と思われてしまうこともあります。インスタの気軽な投稿は、この弱点を補ってくれます。
両方をつなぐ方法
- インスタのプロフィール欄に、ホームページのURLを入れる。料金や問い合わせは「プロフィールのリンクから」と案内できます。
- ホームページに、インスタへのリンクを置く。最近の施工例はインスタで、と案内すれば、ホームページを頻繁に更新しなくても「動いているお店」だと伝わります。
- インスタで反応のよかった写真を、ホームページの施工例に載せる。一番見てほしい写真が、検索から来たお客さんにも届きます。
- 屋号・プロフィール写真・色づかいをそろえる。どこで見ても同じお店だと分かるようにします。
Googleマップの「ウェブサイト」欄には、インスタではなくホームページを入れておくのがおすすめです。料金や連絡先がすぐに分かるページのほうが、地図で探している「今すぐ頼みたい人」に合っています。
無理なく続けるコツ
インスタは、毎日投稿しなければと思うと続きません。現場が終わったら作業前と後の写真を1組だけ載せる、くらいの量で十分です。写真は施工写真の撮り方のコツを押さえておくと、そのままホームページにも使えます。
お客さんの家が特定できる写真(表札、車のナンバー、近所の景色など)は、載せる前に隠すか、お客さんの了解を取りましょう。
ホームページのほうは、料金や対応エリアなど「変わったときだけ直す」情報が中心なので、こまめな更新は必要ありません。インスタで日々の様子を、ホームページで変わらない大事な情報を、と分けておくと手間がかかりません。
まとめ
インスタは知ってもらう入口、ホームページは確かめて連絡してもらう受け皿です。プロフィールとGoogleマップからホームページへ、ホームページからインスタへとつないでおけば、どちらから来たお客さんも取りこぼしにくくなります。
職人ウェブでは、インスタの施工写真をもとにしたホームページの試作も無料でお作りしています。屋号とインスタのアカウント名をLINEで送っていただければ、今ある写真で形にしてお見せします。